【連載】元公務員ライターのノマド生活レポ ―第6回―「ついに海外移住!? お試し移住で海外ノマドをした理由」

2019年9月18日
新美友那

第6回 「ついに海外移住!?お試し移住で海外ノマドをした理由」 こんにちは、元公務員ライターの新美です。大卒後に約5年勤めた市役所を辞めてフリーライターに転職、3年目になりました。 この連載では、そんな異色の経歴を持つ私から見た「ノマドワーク」等の新しい働き方についてや、そんな働き方を目指す方に向けたメッセージを楽しくお伝えしていければと思います。


実は先日、8日間ほどタイのバンコクで仕事をしてきました。その理由は、将来ノマドワークで日本の仕事を請けながら、海外移住したいと思っているからです。

これから数回にわたり、この「お試し移住」について書いていきたいと思います。今回はその中でも海外移住をしたい理由、タイを選んだ理由などをお伝えします!

住む国は自分で選びたい。どこでも仕事ができることを実証したかった

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ここもタイのカフェ。人をダメにするソファまでありました(笑)

公務員だった頃は、働きながら海外に住むのは完全に無理な話だったのですが、ライターとして安定してきた今、ふと「やろうと思えばできるんだ……」ということに気付きました。でも、住めるかどうかはやってみないとわかりませんよね。それに、海外で仕事ができるかどうかも正直少し不安でした。

そこで、海外ノマドをしているフリーランスの方のTwitterやYouTubeを片っ端から見て、「まずはお試しで海外に行って、向こうで仕事してみよう」という結論に至りました。

実際に試してみることで「PCさえあれば、海外でも仕事を続けて住める」という手ごたえを得て、住む国を自分で選べるようになりたかったのです。

タイを選んだのは物価が安く、親日だから

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タイのカフェではいろんな国籍の方が仕事をしていました。

数ある国の中でタイを選んだ理由は、「物価が安く親日国だから」です。お試しということで、まずは一週間ほど滞在することにしましたが、やはり海外へ行くにはまとまったお金が必要です。さらに、滞在した結果が良ければ、将来的には住み続けるつもりでいたので、物価は安いことも大切でした。

その点でも、タイは物価が安く、1食150円程度でお腹いっぱい食べられ、ドミトリーで相部屋生活をすれば1泊500円程度で宿泊もできます。1日の食費が450円、宿泊費が500円と考えると、1日の生活費が約1,000円。単純計算で、1ヶ月に約30,000円しか使わない計算になります。現在の日本での私の暮らしより断然安価です。もちろん、実際はもっとお金が必要になると思いますが、将来の保障がないフリーランスの私にとって、固定費を抑えられることはとても魅力的でした。

また、今回は女1人での渡航だったため、「親日国であること」も大きなポイントでした。私の英語レベルは中学生レベルなので(笑)、現地の人とコミュニケーションをとることが難しい可能性もあります。そこで、やっぱり治安がある程度良くて、日本人に好意的な国の方が安心だと思ったからです。

実は、これまで家族旅行でヨーロッパの数ヶ国・韓国・台湾には行ったことがあり、台湾も物価が安く親日国なので、候補の1つでした。しかし、行ったことがない国の方が楽しそうだったので今回はタイに決定しました。

お試し移住は観光もできていいことずくめ。次回からはレポートします!

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タイの人、みんな優しかったです。屋台のご飯も美味しかった!

ということで、8/28(水)~9/4(水)の8日間、普通に日本にいる時と同様の仕事をしながらタイでお試し移住をしてきました。

次回からは、タイのノマド事情やメリット・デメリットなど、その様子をレポートしたいと思います。お楽しみに!

執筆者プロフィール
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プロフィール:1988年鹿児島生まれ、東京育ち、千葉在住。 法政大学卒業後、都内市役所に5年ほど勤めて退職。2017年からフリーライターに。編集・取材・講師・イベント登壇を主に行っています。趣味は、アニメ・漫画、美味しいもの巡り、珍しい焼酎を飲むこと、飼い猫と遊ぶこと。 Twitter: @inaka_free213

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