【連載】アラサー女子のワーホリ生活 in ドイツ-第2回-「ワーホリの準備って、何が必要?~ドイツの場合~」

【連載】アラサー女子のワーホリ生活 in ドイツ-第2回-「ワーホリの準備って、何が必要?~ドイツの場合~」

2019年5月20日
Rina

第2回 「ドイツに渡航するまでの準備」 みなさん、こんにちは!Rinaです!ドイツで始めたワーホリ生活の中で、体験したことや感じたことを現地から紹介する本連載。今回はドイツに渡航するまでの準備についてご紹介します。


前回ご紹介したように、ほぼ勢いでワーホリを決めた私なので、もちろん渡航するまでの準備も手探りの状態。

「いやいや、準備なんて、インターネットで検索すれば大丈夫でしょ!」と考える人も多いと思うのですが(私もそうでした…)、実際に準備を始めてみると、「足りないものはない?」「本当に出発できるの?」と、出発当日まで不安は尽きませんでした。

そこで、そんな私の経験をもとに、ワーホリの準備の大まかな流れについて、皆さんにシェアしていきたいと思います。参考にしていただけると嬉しいです!

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出発する直前の私

■ドイツへの渡航に向けて、準備開始!

それでは早速、私がワーホリのために準備した手順を5つに分けてご紹介します。

1.エージェントを探す

私の場合、ドイツ語を全く話せないところからのスタートだったので、最初の3か月間は語学学校に通うことを決めていました。そこで、まずは学校の手配を依頼するエージェントを探しました。

もちろん、手続き自体はエージェントを通さず個人で対応することも可能です。しかし、渡航先とのやり取りも必要になってくるため、私のように語学力に自信がない場合や、仕事が忙しくて準備にあまり時間をかけることができない場合などは、エージェントを利用した方が安心だし、効率的だと思います

また、エージェントを利用する場合には、必ず複数社の情報を集めて、比較することをオススメします。どのエージェントを選ぶかでサポートの範囲もかなり変わってくるので、ぜひ、自分の希望に沿ったエージェントを探してみてください。私の場合は、寮とホームステイ先を用意してくれる語学学校を紹介してもらい、海外保険の手続きも代行してもらいました。担当の方もドイツワーホリの経験者だったので、安心して相談することができました。

ちなみに、渡航先をどこにするか迷っている場合にも、ほとんどのエージェントではそこからカウンセリングをしてくれるので、とりあえず相談してみるのもアリだと思いますよ!

2.航空券の予約

渡航先、出発日が決まると、次は航空券の予約です。今回のワーホリでは、1年間の滞在を予定していますが、航空券は330日先までの日程しか購入できません。そこで、復路の日程が変更可能な、FIX/OPEN航空券を予約しました。

3.ビザの申請

ドイツのワーキングホリデービザを申請する際に、必要な書類は以下の7点です。申請の際には大使館・領事館へ事前に予約が必要であること、申請してから取得するまでには約2週間かかるということにご注意ください。

ビザ申請のために必要な書類

1.Web版申請書

2.長期ビザ申請書

3.パスポート用の証明写真

4.パスポート、パスポートのコピー
滞在期間+3か月の有効期限が残っている必要があります。

5.往復航空券の予約証明

6.ドイツ滞在期間内に有効な旅行者用医療保険、旅行損害保険に加入していることを証明するもの。

7.残高証明(通帳のコピーか、金融機関が発行する残高証明書)
1年間滞在するには、最低2000ユーロの貯蓄があることを証明する必要があります。もし、航空券の予約が片道のみの場合には、2倍の4000ユーロの貯蓄を証明しなければいけません。

なお詳しく知りたい方は、 ドイツ連邦共和国大使館・総領事館のホームページをチェックしてみてくださいね。

4.出国手続き

出国するにあたり、国内の手続きも必要です。住居や電気・水道・ガス、そして携帯電話を含む通信関係の解約をして、役所で海外転出届の提出をしましょう。海外転出届とは、日本から海外に住所を転出する手続きのことです。どのくらい海外に滞在するかにもよりますが、長期で海外に居住する場合は提出が必要な市区町村も多いので、必ず確認しましょう。

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意外と一番大変だったパッキング

5.パッキング

これまでにもパッキングの経験はありますが、"海外で1年間生活する"ということが私にとっては未知の世界だったので、何をもっていけばいいかわからず、ワーホリ準備の中で最も大変な作業でした。

参考までに、実際に私がドイツに持ってきたものをご紹介しますね。

■必需品

パスポート/航空券/保険証書/現金/クレジットカード/SIMフリーの携帯電話/変換プラグ/衣類(UNIQLOのウルトラライトダウンとヒートテックは重宝しますよ!)

■その他

海外プリペイドカード/電子辞書/参考書/筆記用具/ノートパソコン/カメラ/ドライヤー/目覚まし時計/モバイルバッテリー/電池/眼鏡・コンタクト用品/歯ブラシ/洗濯用ネット/物干し用ロープ/医薬品/日焼け止め/化粧品/ポケットティッシュ/ウェットティッシュ/スニーカー/水着/タオル/折りたたみ傘/日本食(お味噌汁・レトルト食品・緑茶)


このような流れで、私はワーホリの準備を進めました。2019年1月に会社を退職し、それから出発まで約2か月の準備期間があったはずなのに、あっという間に時間は過ぎて、結局バタバタと慌ただしく準備をしました……。

準備の中には、時間が必要なものもあります。私のように直前になって慌てることのないよう、余裕をもって計画的に準備を進めることをおすすめいたします\(^o^)/

次回からは、ドイツでの様子をお届けします! お楽しみに!

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執筆者プロフィール
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1992年鹿児島生まれ。A型。2人姉妹の妹。 趣味は、海外旅行、映画鑑賞、カフェ巡り、お酒を飲むこと。 子供の頃から海外に憧れ、一度は日本で就職するものの、26歳で仕事を辞め、2019年3月からドイツへワーキングホリデーに行くことを決断! 渡航先は大学時代に旅行で訪れたドイツ。勢いで決断したため、ドイツ語は全くの初心者。 Instagram: rina._.83